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大橋氏が「大きな実力差」で亀田完勝予告

 1回を取れば亀田が勝つ-。元WBA、WBC世界ミニマム級王者・大橋秀行氏(41=大橋ジム会長)が20日のWBA世界ライトフライ級王者亀田興毅の初防衛戦の完勝を予告した。2人には大きな実力差があり、8月の前戦のように立ち上がりでつまずかなければ、余裕で勝てると断じた。戦法の変更も問題なくクリアできるとし、亀田が本来の力を見せつける舞台になると予想した。

 勝敗の行方は1回で決まる。8月の試合で亀田は緊張で地に足がつかないうちにダウンを奪われた。それでも尻上がりに調子を上げ、2~10回は優勢だった。あのダウンがなければ、ワンサイドの試合になってもおかしくなかった。それほど実力差がある。順調に滑り出せれば、亀田の勝利は動かない。

 亀田はこれまでのファイター型からアウトボクシングにスタイルを変えることを予告している。だが、変えるというより元に戻すだけだ。彼が17歳だった04年8月に、当時日本スーパーフライ級王者だった大橋ジムの有永政幸とのスパーリングをよく覚えている。見事なアウトボクシングで、スピード、技術、巧みさと、どれも一級品。どちらが王者か分からないほどだった。今回はその当時に戻すだけ。前戦までの前に出るスタイルに加え、戦法の引き出しが増える。逆にランダエタは、亀田がどちらのスタイルで戦うかで迷うだろう。

 練習の非公開、挑発パフォーマンスの減少も、神経質になっているというより、これまでのファンサービスを減らして集中している結果。ランダエタの挑発も言わされている感じがするし、情報戦でも完勝している。あとはリングで前回の試合後のバッシングをはね返す試合を見せてほしい。

[2006年12月20日9時19分 紙面から]

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