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3億円ショー!大毅vs内藤10・11正式決定
夢の「3億円マッチ」が実現する。WBC世界フライ級王者内藤大助(32=宮田)-同級15位亀田大毅(18=協栄)戦が10月11日、東京・有明コロシアムで行われることが16日、発表された。亀田兄弟初の日本人対決で、大毅が勝てば日本人最年少世界王座奪取記録となる。注目の一戦をプロモートする協栄ジムの金平桂一郎会長(41)は両者のファイトマネーの合計が約3億円になることを明言。94年12月の薬師寺-辰吉戦の3億4200万円に次ぐビッグマッチになる。
「内藤-大毅」が「世紀の一戦」に迫る。会見に臨んだ金平会長が豪語した。「(2人の報酬の合計は)2億円は超えます。3億円にいく可能性も十分ある」。「空前絶後」といわれた、ファイトマネー合計3億4200万円の薬師寺-辰吉戦に次ぐ、国内史上2番目のビッグマッチになることが確実になった。
2人の実績は薬師寺と辰吉に遠く及ばない。しかし、話題性では負けていない。計26戦すべて外国人と対戦してきた亀田兄弟にとって初の日本人対決。しかも大毅には元WBC世界ミニマム級王者井岡弘樹が持つ18歳9カ月10日の日本人最年少世界王座奪取記録更新がかかる。一方、内藤には最強王者ポンサクレックを「世紀の番狂わせ」で破った勲章がある。両陣営には以前から「挑発合戦」を繰り広げてきた因縁もある。
「3億円マッチ」は決して夢物語ではない。会場の有明コロシアムは1万人の超満員が予想される。チケットの平均価格を3万円と想定しても約3億円の収益が見込まれる。これにテレビの放送権料やスポンサー契約料を含めれば、3億円の報酬も不可能ではない。中継局のTBSの新名宏次プロデューサーは「興毅-ランダエタ戦くらいのインパクトはある」と、平均視聴率42・4%を稼いだ、昨年8月の亀田兄弟初の世界戦とダブらせる。すでにゴールデンタイムの2時間枠を確保している。
金平会長と宮田ジムの宮田博行会長(40)は、会見の約1時間前まで話し合いを持った。ファン待望の一戦を盛り上げるために、細部まで交渉した。軽量級離れした両者のパンチ力を最大限生かすため、グローブはナックル部分の薄いメキシコ製8オンスで合意。注目にたがわぬKO必至の打撃戦を演出する。
地元北海道に帰省中の内藤はこの日の会見を欠席した。両者の顔合わせは実現しなかったが、大毅はビッグマウスをさく裂させた。内藤のファイトスタイルをゴキブリに例え「ゴキブリに分析もくそもあるか。ゴキブリ退治、ゴキブリホイホイや」と王者を見下した。注目度が高まれば高まるほど、闘志に火が付く男の心はすでにヒートアップしていた。【田口潤】
[2007年8月17日8時53分 紙面から]
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