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ノーモア亀田!反則防止3カ条提案へ
日本ボクシングコミッション(JBC)の森田健・審判委員長(72)は13日、WBC世界フライ級タイトルマッチ(11日)での亀田大毅(18=協栄)の反則行為を受けて、「家族のセコンド禁止」などの再発防止策をJBCに提案する方針を示した。大毅のセコンドには父史郎氏と長男興毅が付いたが、家族ゆえに冷静な判断に欠けたと指摘した。また試合中にレフェリーとジャッジ3人が協議する「物言い制度」や、3度目の減点で失格とする「レッドカード制度」の導入も提案する。
JBCからの厳罰が避けられなくなった大毅の悪質な反則行為が、試合ルールにまで波及した。JBC審判委員会の森田委員長は「セコンド陣が大毅の反則を注意できなかった。息子、弟への勝利の思いが強すぎたのではないか」と父史郎氏と長男興毅がセコンドに入ったこと自体を問題視。今後は家族のセコンドを禁止する方針を示した。
森田委員長「身内だとどうしても感情が先に出て、冷静な判断ができなくなる。客観的な判断のできる第3者に限るべきだ」。
WBCルール第38条には「家族のセコンド禁止」の規定があるが、JBCでは認められている。元WBC世界フェザー級王者越本と、父英武会長らの前例もある。だが、史郎氏は大毅の反則行為を止められなかったばかりか、反則指示疑惑まで浮上していた。WBCルールの重要性が、クローズアップされた。
サッカーのような「レッドカード制度」の導入も検討する。大毅は最終回のレスリング行為以外にも、あらゆる反則行為で注意を受けた。これを受けて森田委員長はレフェリーは早めの注意を心掛け、3回目の減点で即失格にするという新たなルールも提案する。
森田委員長「反則ギリギリで見逃された選手は、また同じことをやる。デビューの4回戦から厳しく指導していく」。
さらに大相撲のような「物言い制度」で隠れた反則も取り締まる。レフェリー1人で判断がつかない行為の場合は、リング下の3人のジャッジとの話し合いを認めるというもの。
森田委員長「レフェリーの死角で行われる反則もある。日本では20年前くらいからレフェリーとジャッジの話し合いは行われている。これを世界戦でも認められるようにしたい」。
森田委員長は今月下旬のJBC試合役員会、11月のWBC総会(フィリピン)などで「大毅問題」の3つの再発防止案を提案する。
森田委員長「今後のボクシング界の発展のためにも、世界戦という最高の舞台での愚行は2度と繰り返してはならない」。【田口潤】
[2007年10月14日8時48分 紙面から]
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