世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(21)が右拳を負傷し、5月に予定していた初防衛戦を延期することになったと24日、所属の大橋ジムが発表した。

 同ジムによると、2回KOでオマール・ナルバエス(アルゼンチン)を破り、日本選手最短のプロ8戦目で世界2階級制覇した昨年12月の試合で痛めた。骨折しているかなどの症状が明らかになっておらず、次戦は見通しが立っていないという。