大成ジム所属のプロボクサーで、24日に慢性骨髄性白血病のため17歳で死去した服部海斗さんの通夜が25日、大阪市内で営まれた。

 服部さんとスパーリングの経験があるIBF、WBO世界ミニマム級統一王者高山勝成(31=仲里)は「海斗のことは小学校低学年のころから知っていて、センスのかたまりだった。センスはピカイチだった。僕ら残されたものは海斗のためにも精いっぱい生きなきゃいけない」と神妙に話した。

 元世界2階級王者の井岡一翔(25=井岡)も、服部さんと対面した。服部さんを励ますメッセージなどを送っていた井岡は「少しでも力になれたら、と思っていました。海斗君のボクシングを続けたかったという意思をくんでリングに立ちたい。僕自身、現役でやっている限りはそういう気持ちで頑張りたい」と話した。