王者・細野悟(31=大橋)が、同級1位の福原力也(36=ワタナベ)を3-0の判定勝ちで下し、2度目の防衛に成功した。

 4回にカウンターの左フックで流れをつかむと、ラウンド終盤に左ボディーでダウンを奪取。その後も攻め続けたが、有効打は奪えず、KOは逃した。「ダウンを奪ってからうまくいかなかった。情けない。攻め際での駆け引きが出来なかった」と反省しきりだった。大橋秀行会長も「負けた気分。これで世界なんて到底言えない」と厳しかった。