ボクシングの元2階級王者王者でWBA世界フライ級3位の井岡一翔(26=井岡)が19日、3階級制覇を懸けて挑むWBA同級王者フアンカルロス・レベコ(31=アルゼンチン)との世界戦(22日、大阪府立体育会館)へ向けて、大阪市内のジムで練習を公開した。

 同僚の元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(26)とのマスボクシングなどで汗を流した井岡は「順調に仕上がってます」と、淡々とした表情で好調を強調。世界最速となる18戦目での3階級制覇へ「自信もあるし、楽しみ。周りの人と喜びを分かちあうためにも、達成したい」と気持ちを込めた。

 トレーナーの父一法会長も「仕上がりは100%」と太鼓判。元2階級王者の叔父弘樹氏も「順調。足腰もしっかりしたし、上半身も大きくなってきた」と、成長を感じとっていた。