3階級制覇を目指す粟生隆寛(31=帝拳)が22日、都内のジムで、5月1日(日本時間2日)のWBO世界ライト級王座決定戦(米ラスベガス)に向けた最後のスパーリングを行った。

 外国人パートナーを相手に3回を消化。切れのあるパンチを打ち込み好調ぶりをアピールした。約2年半ぶりの世界戦に備え、金色のスパンコールを縫いつけたトランクスを準備。「金は1番という意味で、スパンコールはラスベガスっぽいから。中間距離での戦いになると思う」と話した。今日23日に渡米する。