IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(31=仲里)が、負傷判定勝ちした初防衛戦から一夜明けた23日、修学旅行への思いを口にした。

 昨年から愛知・菊華高に通う高校生王者は、9月の体育祭に加えて11月の修学旅行参加を熱望。「行き先は沖縄。行きたい。旅行前に試合するのがベストですが…。試合前だと行けないかも」と、次戦時期とのバッティングを心配した。初防衛戦では偶然のバッティングによって両まぶたが切れ、この日は傷口を合計35針ほど縫った。試合開始直後に右足も打撲していた高山は「まず体をしっかり治して、学校には来週から行きます」と話した。