世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の亀田和毅(亀田)が、同級王座を返上したことを24日、マネジメント業務を行う亀田プロモーションが発表した。

 亀田和は「より強い選手と闘うため。ベルトは後からついてくるものだと思っている」とコメントした。

 WBOは亀田和が5月9日にテキサス州で世界ボクシング協会(WBA)同級王者ジェイミー・マクドネル(英国)と対戦する試合を統一戦として承認しないことを既に発表しており、試合を強行する場合は王座剥奪もあるとしていた。

 23日付米スポーツ専門局ESPN(電子版)は、亀田和が返上した王座は同級1位の赤穂亮(横浜光)とプンルアン・ソーシンユー(タイ)との決定戦となるとしている。