「K-1 WORLD GP 2015 ~-70kg初代王座決定トーナメント~」(7月4日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の実行委員会は20日、アルメン・ペトロシアン(28=イタリア)のトーナメント出場辞退、リザーブ渡部太基(27=Golden Globe)の繰り上げ出場を発表した。

 3月にKurush-67kg王者牧平圭太に挑戦、引き分けた実力を持つ渡部。7月もジョーダン・ピケオー(24=オランダ)相手にひと暴れが期待される。

 会見に臨んだ渡部は「映像は見ていないので何とも言えないが、ピケオーは佐藤(嘉洋)選手にKOで勝ったので、強いとは思う。(相手は178センチあり)体がでかいので、いけいけで盛り上がる試合になるだろう。闘争心と折れない心でいく。大和魂で世界と戦う」と、173センチの体に気合を入れた。

 なお、ペトロシアンは、当初の相手だった佐藤の欠場、対戦相手の変更を承服せず、実行委員会の説得にも応じなかったという。

 入場料金など詳細および問い合わせは、K-1=http://www.k-1wg.com/へ。