4月の世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチで、世界3階級制覇を達成した堺市堺区出身の井岡一翔(26)が26日、竹山修身市長を訪ね「減量は順調にいった。(試合が)自分のペースになっていると感じた」と勝利を報告した。

 4月22日の試合で勝ち、世界最短のプロ18戦目で3階級を制覇。市長は「3階級王者」と刻まれた市伝統産業の包丁を贈呈した。料理経験がないという井岡は「使うか、大事に取っておくか考えます」と笑った。

 報告後、井岡は報道陣の取材に応じ「挑戦が勝利に変わるところを、これからも見せたい」と抱負を述べた。