５日大阪城ホールでのＩＷＧＰヘビー級選手権前哨戦で王者ＡＪスタイルズが、挑戦者オカダ・カズチカに王者の実力を誇示した。

　１０人タッグマッチで、アンダーソン、ギャローズらと組み、バレッタ、ロメロらと組んだオカダと対戦。両者の激しい戦いから始まった一戦は、質の高いレスラーの高度なテクニックのぶつかり合いで好試合となった。

　４月の飯伏幸太との防衛戦以来、２度目の防衛戦となるＡＪは、最後にバレッタをスタイルズクラッシュで下し、貫禄の勝利を収めた。

　対するオカダは「最後の最後にいい前哨戦ができた。大阪でしっかり勝ちます」と、１年２カ月ぶりのベルト奪回を宣言した。