日本プロボクシング協会は29日、東京都内で理事会を開き、選手不足で消滅の危機にあり、30日のランキング委員会で取り扱いが話し合われる日本ヘビー級の存続を、日本ボクシングコミッション(JBC)に要請することを決めた。

 同級では1位の石田順裕が引退を表明し、2位の竹原虎辰は37歳の年齢制限によりライセンスが失効した。選手は王者の藤本京太郎(角海老宝石)ただ一人となる。

 また理事会は、元世界王者や世界挑戦を目指して日本王座に挑む意思がない選手らを日本ランクから外すJBCの案を承認した。当該選手は新設の「保留選手リスト」に編入され、再度ランク入りを希望する場合はJBCに申請する。