柴田勝頼(35)が飯伏とのG1史上に残る壮絶な戦いを制し、勝ち点を3勝1敗の6に伸ばした。

 足を止めたエルボーの打ち合い。胸板へのキック8連発を耐えた後、柴田が逆襲のSTF。さらに飯伏のナックルの連打を、張り手1発で返し、担ぎ上げマットにたたきつけてからのPK。試合が決まった瞬間、会場の興奮は絶頂に達した。勝った柴田は「飯伏は思っていた通り最高。手応えを感じた」と振り返った。敗れた飯伏は「柴田さんは自分の予想の2回りくらい上をいっていました」と脱帽した。