WWEは7月31日(日本時間8月1日)、WWE殿堂入りのロディ・パイパーさんが、7月30日に米カリフォルニア州ハリウッドの自宅で亡くなったと発表した。就寝中に心肺が停止したという。61歳だった。

 カナダ出身のパイパーさんは73年にデビューし、77年8月に新日本に初来日し、猪木とシングルで対戦。78年3月には藤波辰爾の凱旋(がいせん)試合で対戦相手を務めた。83年5月には全日本にも参戦し、馬場、鶴田組のタッグ王座に挑戦した。84年にはWWE入りを果たし、ハルク・ホーガンらと抗争を展開。06年にはリック・フレアーと世界タッグ王座を獲得するなどトップレスラーとして長く活躍し、卓越したマイクパフォーマンスで80年代を代表するレスラーとして人気を博した。(デーブ・レイブル通信員)