川崎新田ジムの異色コンビが2日に川崎市内のジムで、7日の東京・後楽園ホールでの一戦へ向けて会見した。

 東大卒会計士の柏野晃平(27)は東日本新人王ミニマム級準々決勝でプロ3戦目となる。東大時代全日本6位の実力派でプロでは2戦2勝(1KO)。ボクシングに集中するため、5月には独立した。目標は日本王者とあって、まず最初のステップへ「仕事と両方本気。やるからには勝ちたい」と意欲満々だ。新田会長は「センスがある井上尚弥に挑戦できるまでになれ」とハッパを掛けた。

 グラドル郷司利也子(33)は世界ランカー相手に7戦目となる。「格上なので、今までで一番気は楽。挑戦するのが楽しみ。自分の戦いを貫きたい」。28日にはDVD第2弾「素肌のままで」が発売される。前戦と同時発売の第1弾が好評で、今月は5誌でグラビア掲載が決まっている。「吉本のグラドルから、ボクサーのグラドルと言われるようになりたい。いつか高野さんとも対戦したい」と、モデルボクサーとの対戦も熱望した。