「K-1 WORLD GP 2015 ~サバイバルウォーズ~」(9月22日、東京・後楽園ホール、日刊スポーツ新聞社後援)の70キロで、松倉信太郎と対戦するティエン・シンが、インタビューに応じた。

 -日本でのK-1出場が決まった時の心境を教えて下さい。

 シン 試合オファーの話を聞いた時はとても感激したよ。

 -K-1というイベントにはどんなイメージを持っていますか?

 シン 以前からK-1のことは知っていた。K-1は世界的に有名な立ち技格闘技の大会だ。K-1から受けた影響は大きく、格闘技をやっている自分にとって夢の舞台でもある。

 -格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。

 シン もともと小さい頃から格闘技には興味を持っていたんだ。そして、13歳の時に武術学校に通い始め、15歳で散打に出会った。17歳で湖北省の散打チームに入り、全国大会に出場するようになった。

 -今の練習状況を教えてもらえますか?

 シン 今は湖北省散打チームの肖小邦トレーナーが自分を指導してくれている。K-1から試合オファーをもらってモチベーションは上がっているし、現在は肖トレーナーと試合に向けて自分のウイークポイントを強化することに力を入れているよ。

 -シン選手は自分がどんなファイターで、どこを日本のファンに見てもらいたいと思っていますか?

 シン 自分は攻撃型のファイターで、多彩な蹴り技を得意にしている。

 -対戦相手の松倉信太郎選手の印象を教えてください。

 シン 松倉選手はかなり手ごわい相手だと思っている。技術もトータル的に優れたアグレッシブな選手だから、彼と戦うのはとても楽しみだ。

 -松倉選手は日本の70キロで将来を期待されている選手です。そういう相手と戦うことについてはいかがですか?

 シン 彼の試合映像を見たが、とても強い実力者だと感じている。彼とは間違いなく激しく素晴らしい試合になると思うよ。

 -7月にK-1 WORLD GP 70キロ初代王座トーナメントが行われましたが、あのトーナメントの感想を教えてください。

 シン トーナメントの試合は全て見たよ。どれも素晴らしい試合ばかりだったし、チャンスがあれば、優勝したマラット・グレゴリアン選手と戦ってみたい。

 -K-1 WORLD GP 70キロのタイトルに興味はありますか?

 シン もしチャンスを与えてもらえるなら70キロのベルトに挑戦したいね。

 -この試合に勝って今後もK-1で試合をしていきたいですか?

 シン 今度の試合の結果がどうであれ、常にチャンスがあれば日本で試合したいと思っているよ。

 ◆ティエン・シン 1988年5月22日、中国・湖北省武漢生まれ。27戦22勝(6KO)5敗。175センチ。武漢唐龍泰拳倶楽部所属

 入場料金など詳細および問い合わせは、K-1=http://www.k-1wg.com/へ。