天龍源一郎(65)が2日、後楽園ホールで会見し、11月15日に両国国技館で開催するラストマッチの対戦相手が、新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに決まったと発表した。

 オカダとは、オカダがプロレス大賞MVPを2年連続受賞した13年に「猪木、鶴田、天龍はオレと同時代じゃなくてよかったと思いますね。オレと同じ時代じゃ、連続受賞なんて無理でしたし」と発言したことに天龍が激怒。引退を決意した際に、ひそかに最後の相手と決めていたという。

 この日はオカダの「11月15日はどうなっても知りません。ボクと同時代じゃなくてよかったと思ってもらえる」というコメントも読み上げられた。会見には大会に参加する全日本の諏訪魔、ノアの小川良成、大日本のグレート小鹿らプロレス主要団体の選手も出席した。

 天龍は「まあ、私の中ではずっとこいつと思って追いかけてきた。天龍対オカダ、60分1本勝負になります。サッカーボールキック、グーパンチだけで勝負着けてやりますよ」と話していた。大会は「天龍源一郎 引退~革命終焉 Revolution FINAL」と銘打って行われ、BSスカパー!で当日午後3時から完全生中継される。