大相撲の元小結旭道山のおいで、7月にプロテストに合格した波田大和(18=帝拳)が豪快なKO勝利でデビュー戦を飾った。

 14戦のキャリアを持つムアンポン(19=タイ)と対戦。2回に得意の左から返しのフックでダウンを奪うと、再開後に一気の連打で試合を終わらせた。

 人気力士だった伯父和泰さんと、幕内格行司の木村寿之介の父寿和さんが見守る前で勝ち名乗りを受けると「緊張したが、勝ててうれしい。良い所を見せられた。新人王を目指して頑張っていきたい」と笑顔をはじけさせた。