プロボクシングの元WBA世界スーパーバンタム級王者下田昭文(31=帝拳)が、再起2戦目をTKO勝利で飾った。

 フィリピン・スーパーバンタム級12位ジェリー・ナルドと対戦。初回から圧力をかけて攻め込むと、2回には得意の左でダウンを奪取。5回に連打を集めたところでレフェリーが試合を止めた。6月に1年4カ月ぶりの復帰戦で勝利し、これで再起2連勝。「変な試合をしたらやめさせられるという覚悟で戦った。世界に続く道なら、どんな相手とでも戦う」と先を見据えた。