W-1のファン感謝デーが行われ、メーンで武藤敬司、神奈月組が、征矢学、スギちゃん組を破って、初代F-1タッグ王座を獲得した。

 F-1のFはフェイクの意味で、プロレスラーと芸人が組んで戦うシステム。試合では神奈月が、スギちゃんに武藤ばりのドラゴンスクリューや、足四の字を決めた。スギちゃんは、武藤の控室から盗んできた毒霧の液を飲み干すなど、観客を笑わせた。最後は、神奈月がスギちゃんにシャイニングウィザードを決め勝利。試合中、物まねにも挑戦した武藤は「初代を決めるタイトルマッチだから、コスチュームもそろえてきた。こっちの方が体に負担がなさそうだから、2人でベルトを守っていきたい」と話した。神奈月も「この3年、リングには上がっていなかったが、2人で全国を営業し、息は合っていた」と満足そうに話していた。