プロボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(31=帝拳)が12日、都内の所属ジムで11月21日(日本時間同22日)に米ラスベガスで行われる5度目の防衛戦に向け、8回のスパーリングを行った。

 フィリピン人パートナー3人を相手に得意の強打を封印。同級1位の挑戦者フランシスコ・バルガス(30=メキシコ)の好戦的な戦い方を想定し、足を使ってパンチをかわす動きを確認した。「相手は接近戦がうまいし、どんなパターンでも戦える準備が必要。今週まではディフェンスに集中して、来週以降攻撃につなげる動きをやっていきたい」と話した。