前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(31=帝拳)が24日早朝、王座陥落した5度目の防衛戦(21日)が行われた米ラスベガスから、羽田空港着の航空機で帰国した。

 同級1位の指名挑戦者フランシスコ・バルガス(メキシコ)から4回にダウンを奪うも、9回に猛攻を浴び、TKO負け。やや腫れの残る顔で姿を見せると「寝ようとすると試合のことを考えてしまうので、ずっと起きていた」と、試合当日の朝から30時間以上も睡眠を取っていなかったことを明かした。現地関係者の間では好戦的なファイトスタイルに対する評価も高く、バルガスとの再戦の話も上がっている。三浦は「チャンスがあればやってみたい」と話した。