前WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(31=帝拳)が22日(日本時間23日)、王座陥落した5度目の防衛戦から一夜明け、試合が行われた米ラスベガス市内で取材に応じた。

 同級1位バルガスに激しい打ち合いの末に9回TKO負け。「悔しくて、寝るのもいやだった。もっとジャブを使えばよかったとか、後悔が頭の中に渦巻いている」。現地関係者の中では再戦を求める声も多いが「もちろんチャンスがあれば再戦したい。ライト級も視野に入れながら、もう1度世界王者を目指したい」と話した。24日に帰国し、当面は家族が暮らす故郷・秋田に戻って休養するという。