プロボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ(28日、ゼビオアリーナ仙台)の予備検診が26日、都内のホテルで行われた。

 王者カルロス・クアドラス(メキシコ)、挑戦者の同級2位江藤光喜(27=白井・具志堅)ともに異常はなかった。フライ級から階級を上げての世界挑戦となる江藤は「下の階級の時より、減量はやりやすい。過去最高の仕上がり」と順調な調整をアピール。陣営の具志堅用高会長も「このままの状態で試合に向かいたい」と太鼓判を押した。

 帝拳ジム所属で、日本で初の防衛戦となるクアドラスは「日本は第2のホーム。日本で防衛戦を戦えるのは私の誇り」と話した。