全日本は10日、横浜市内の道場で会見を行い、10日の後楽園大会からスタートするジュニアバトル・オブ・グローリーの出場者が、大会への抱負を語った。

 A、Bのブロックで各4人総当たりのリーグ戦を行い、各組1位が21日の大阪大会で、優勝をかけて戦う。今回は、世界ジュニア王座のベルトもかかっている。組み分けは、Aブロックが青木篤志、SUSHI、南野タケシ、高尾蒼馬。Bブロックが、佐藤光留、土方隆司、橋本和樹、丸山敦。A組の優勝候補、青木は「去年は準優勝に終わり、今回は世界ジュニアのベルトも懸かるので、優勝しか考えていない。必ずベルトを巻いて、全日本を盛り上げていきたい」と決意を語った。同じブロックのSUSHIは「全てをかけて優勝したる」と宣言。「全てとは、マスクも財布もかけるのか?」と突っ込まれ「全てや」と思わず口走ってしまい、今大会は、マスクどころか全財産を失い危機に立たされた。

 Bブロックの佐藤は「世界ジュニアのベルトが懸かっているので、1シリーズかけたタイトル戦のつもりでやる。このBブロックで勝てなかったら、全日本にいる意味がない」と自信をのぞかせた。高橋は「前回の後楽園で青木さんに勝った。このリーグ戦でボクが優勝して、大日本のボクが、全日本のジュニアを盛り上げていきたい。使命感は誰にも負けていない」と話した。