W-1は12日、都内の事務所で会見を開き、3月13日の後楽園大会でW-1チャンピオンシップ選手権を戦う王者火野裕士と、挑戦者近藤修司が出席した。

 10日の後楽園大会で、初防衛を果たした火野に近藤が挑戦を要求。火野は、挑戦を受ける代わりに、近藤が持つW-1タッグ王座への挑戦を逆要求していた。これを受け、タッグのタイトル戦も3月6日に決定していた。

 挑戦者の近藤は「オレにとってはいよいよ時がきた。これはチーム同士の覇権争い。2タテできればチームの勢いがつく。シングルのベルトを取ったら、オレがW-1のエースと言っても悪くないな」と、近藤所属のトリガーと、火野のリアル・デスペラードとのチーム抗争を念頭に、タッグとシングルのベルト総取りを誓った。

 受けて立つ火野は「近藤は、W-1の中では気になる選手の1人。でも、警戒するところはない。いつも通りの火野裕士で戦えば、負ける相手ではない」と豪語した。