プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ(8日、東京・有明コロシアム)の予備検診が5日、都内のホテルで行われた。

 2度目の防衛戦となる王者井上尚弥(23=大橋)、挑戦者の同級1位ダビド・カルモナ(メキシコ)ともに異常はなかった。井上は身長で1センチ、リーチでは5センチ上回り「コンディションはばっちり。体重もこれまで以上にスムーズに落ちた。試合当日が楽しみ」と意気込みを語った。3度目の世界挑戦となるカルモナは「井上の印象は特にない。調整がうまくいった方が勝利するだけだ」と自信満々に話した。