国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級の1位の和気慎吾(古口)が28日、東京都内で王座決定戦(7月20日・エディオンアリーナ大阪)に向けたスパーリングを公開した。

 計2ラウンド、攻守共に素早い動きでフィリピンの国内王者を翻弄(ほんろう)し「サイドに回る練習通りにできている。一日一日、悔いなくやりたい」と順調な調整ぶりをうかがわせた。

 対戦する同級2位ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)は21戦全てKO勝ちの戦績を誇る。難敵にも和気は「スピード、スタミナに自信がある。十分ポイントを取って勝てる」と述べた。