ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(33=帝拳)が25日、都内の所属ジムで、9月16日の同級1位モレノ(パナマ)との11度目の防衛戦(エディオンアリーナ大阪)に向け、今回の試合前最長となる10回のスパーリングを行った。

 スタミナも十分で、得意の左を上下に打ち分ける攻撃的な動きを見せた。昨年9月のV9戦で僅差の判定にもつれた相手との再戦に「だいぶ良くなってきた。今後は短いラウンドでキレのあるパンチを打ち込むことを意識していきたい」と話した。ここから本格的な減量に入るという。