ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(31日、東京・大田区総合体育館)の予備検診が29日に行われ、大阪市内で受診した挑戦者の同級1位宮崎亮(28=井岡)は異常なかった。

 王者田口良一(29=ワタナベ)に身長で11・3センチ、リーチも13・5センチ劣ったが、宮崎は「データはどうでもいい。何も思わない。結局は殴りあいなんで」とサラリ。3年ぶりの世界王座返り咲きでの2階級制覇へ「早くリングで向き合いたい」と、試合を待ちきれない様子だった。