王者田口良一(29=ワタナベ)が、2階級制覇を狙う指名挑戦者の宮崎亮(28)とのV4戦を判定勝ちで、世界戦で初の日本人対決を制した。

 前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36=ワタナベ)は後輩の試合から大きな刺激を受けていた。「これだけ注目されて、世界戦っていいなと思った。自分も火が付いた」と話した。王座を守った田口については「僕の採点ではほぼフルマーク。堂々としていたし素晴らしい試合だった」と絶賛。河野については「2回まで手が出ずに相手に楽をさせてしまった。前半にポイントを取られすぎた」と残念がった。