WBA世界ライトフライ級王者田口良一(29)が、1日に都内のジムでV4から一夜明けて会見した。

 直前に先輩河野が王座陥落で重圧のかかった初のメインだったが、指名挑戦者の同級1位宮崎に判定勝ち。まったく傷のない顔が完勝を示していた。「まずはホッとした。うまさも少し見せられたと思う。ダウンも奪えなかったが75点」と自ら高評価。

 渡辺会長は「90点。狙い通りで技術も見せて再評価した。ダメージもないのでまだ成長できる」と褒めちぎった。

 朝起きてビデオを見たが「もっと打ち合えるところもあった。もっと盛り上げて、見たいと思われる王者になりたい。誰でも統一戦でもやりたい」と意欲的。1カ月前にやっと自動車の免許を取得。「初ドライブにいってのんびりしたい」と話していた。