WBC休養王者ホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ、帝拳)が敵地で王座統一に成功した。WBA同級王者アンソニー・クローラ(29=英国)と対戦。序盤はガードを固めてプレッシャーをかけてくる相手に対し、ボディーで応戦。6回には右の強打でロープ際に追い込むチャンスも作った。

 クローラも手数を緩めずに攻め続けたが、最終回には激しい連打を浴びせ、3-0の判定(117-111、115-114、115-113)で勝利を収めた。

 リナレスは「クローラは素晴らしい選手だった。アグレッシブに戦おうと思った。6回に右拳を痛めてしまったが、良い試合が出来た」と話した。リナレスの戦績は41勝(27KO)3敗となった。