25日の新日本神戸大会でIWGPインターコンチネンタル王座を前王者エルガンから奪った内藤哲也が26日、都内の事務所で一夜明け会見を行った。

 IWGPジュニアヘビー級王者BUSHIを伴って出席し「今日は、オレの会見とか言っているけど、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)のBUSHIが話したいことがあるというので、話してもらいます」とBUSHIを紹介。まず、BUSHIが次期防衛戦について「初めての防衛戦は、慎重に考えて最強の挑戦者を選びたい。今のところ、(前王者の)KUSHIDAしか名乗りを上げていないけど、ほかに誰もいないの? 挑戦者はボクが指名したい」と話した。

 内藤は、エルガンを破りIWGPインターコンチネンタル王座を取った後に「このベルトは、自分を東京ドームのメインから引きずり下ろしたベルト」と発言。13年夏のG1を制し、オカダへのIWGPヘビー級王座挑戦が決まったが、ファン投票の結果、14年東京ドーム大会のメインが、中邑-棚橋のIWGPインターコンチネンタル選手権に奪われたことへの恨みを口にした。内藤は「内藤が(来年1月4日の)東京ドームに向けて何をするか? まだ、東京ドームのカードも出ていない。ファン投票をするのか、しないのか? 東京ドームでタイトル戦を行うのか行わないのか? 答えはそのうち分かるでしょ」と、今後のことについて言葉を濁していた。