ボクシングの日本スーパーバンタム級タイトルマッチ(東京・後楽園ホール)の前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッションで行われた。

 王者石本康隆(34=帝拳)、挑戦者の同級8位古橋岳也(28=川崎新田)はともにリミットの55・3キロでパスした。両者は昨年8月に石本が3-0の判定で勝利して以来の再戦となる。

 2度目の防衛を目指す石本は「前回はクリンチも多く、逃げるような戦い方になってしまった。完全決着のつもりで、圧倒的な内容で勝ちたい」と闘志を燃やした。

 2度目の王座挑戦となる古橋は「テーマは前回の自分を超えること。中間距離の戦いになると思うので、そこを制して自分の展開に持ち込みたい」と話した。