ボクシングのヘビー級王者タイソン・フューリー(英国)が世界ボクシング機構(WBO)と世界ボクシング協会(WBA)のタイトルを返上したと13日、英国のプロモーターが発表した。ロイター通信が報じた。

 28歳のフューリーはそううつ病のためにコカインを摂取してきたことを明らかにしており「治療と回復に専念するため」としている。

 英国の統括団体は同日、フューリーのライセンスを一時失効とするとの声明を発表した。9月のドーピング検査で陽性反応を示したと米メディアに報じられている。フューリーは「これが唯一フェアで正しいことだと思う」とコメントした。