東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者高野人母美(29=協栄)が約1年ぶりの再起戦に臨み、6回21秒でTKO勝ちした。

 20日、東京・後楽園ホールでワンダーガール(タイ)と対戦。2回に左フックでダウンを奪うと、最終6回に連打を集めたところでレフェリーが試合を止めた。世界初挑戦に失敗した昨年11月以来のリングで勝利を収め「1ラウンドKOを狙っていたが、まずは勝てて良かった。これが自分にとって新しいスタート」と話した。