ワタナベジムの新旧世界王者トリオが1日、都内のジムでの御前スパーで好調をアピールした。

 後援会幹部らを前に、まずは大みそかに再戦で雪辱を期す内山高志(37)が6回をこなした。王者コラレス(パナマ)を想定し、メキシコとベネズエラから7年ぶりに海外から呼んだ2人がパートナー。激しい打撃戦も繰り広げ、「2度目で少し手を抜いたつもり。若くて元気でいいスパーになる」と汗を滴らせた。V5戦の田口はこの日で30歳に「お祝いは勝って正月と一緒に」。30日に井上へ挑む河野も「調子が上がってきた」と手応えを得ていた。