ノアの東京・後楽園大会が2日開催され、先月28日に急死した元プロレスラー永源遥さん(享年70)の追悼セレモニーが行われた。

 午後6時半の試合開始前に、特設スクリーンに在りし日の永源さんの映像が流された。その後、永源さんの遺影を抱えたエース丸藤ら所属選手全員がリングに登場。10カウントと同時に、会場に詰めかけたファン全員と黙とうをささげた。最後は「赤コーナー、240パウンド、永源遥~」とリングアナがコールし、「必殺仕事人」の入場テーマ曲が流された。第1試合に登場した熊野準が、永源さんの得意技ジャイアントスイングを披露すると、会場が沸いた。熊野は「試合で初めてやってみて、永源さんの偉大さが分かった」としみじみと話していた。