日本で初めてNXTが行われ、中邑真輔(36)がサモア・ジョーからNXT王座を奪回した。

 中邑はメインで、11月19日のNXTテイクオーバー大会(カナダ・トロント)で同王座を奪われたジョーと対戦。巨体のジョーのパワーと、キレのある技に苦しめられた。しかし、最後は、トップロープからのジャンピングニーをジョーの後頭部に浴びせ、必殺のキンシャサ(ボマイェ)で勝利をつかんだ。試合後は、大歓声と入場曲の大合唱に応えるように、締めの「イヤァオ!」を2回。NXTでトップスターとなった風格を漂わせ、日本大会の最後をしっかりと締めた。

 また、第5試合では、NXT女子王者のアスカが、ナイア・ジャックスの挑戦を退け、王座防衛に成功した。セミでNXTタッグ王座に挑戦した戸沢陽、TAJIRI組は、DIYの王者組に敗れ、王座奪取はならなかった。