ボクシングのWBA世界フライ級王者井岡一翔(27=井岡)が24日、同級暫定王者スタンプ・キャットニワット(18=タイ)との世界戦(31日、島津アリーナ京都)へ向け、大阪市内のジムで練習を公開した。

 元日本スーパーフライ級王者の石田匠らと6回のスパーリングで汗を流し、軽快な動きを披露。リミットの50・8キロまで残り3キロ余りと減量も順調で、3度目防衛に成功した7月以来の試合にも「進化できたと思います」と成長に自信を見せた。

 相手のスタンプは18歳で15戦全勝と勢いに乗っているが「戦ってきたレベルも、ステージも違うと思う。しっかり試合で見せていきたい」と、真の王者の実力を見せるつもりだ。