無差別級トーナメントで、大相撲の元大関把瑠都ことバルトは、ミルコ・クロコップにわずか49秒でKO負けした。

 06年PRIDE無差別級王者のレジェンドに、バルトは開始早々から巨体でコーナーに押し込んだ。しかし、コーナーでクロコップの左膝を腹部に受けると、もん絶して反対側のコーナーまで後退して倒れ込んだ。とどめを刺そうとクロコップが迫ったが、レフェリーがKOを宣言し、試合が終わった。期待された重量級対決は、クロコップの強さだけが際だった。