Krush70キロタイトルマッチが15日、東京・後楽園ホールで行われ、王者のジョーダン・ピケオー(26=オランダ)が広野祐(32)に2-0で判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。

 ピケオーは距離を取りたかったが、接近戦を狙う広野の突進にてこずる展開。どうにか連打で広野に鼻血を出させたものの、公約のKOは成らなかった。

 「広野選手はタフで、とてもやりにくかった。距離を詰めてくるので、強いパンチが打てなかった」というピケオー。「次は誰が相手でも必ずKOする」とKrush70キロタイトル防衛と、その先にあるK-1スーパー・ウエルター級王座獲得を誓っていた。