K-1世界フェザー級王者・武尊(25)が21日、都内のイベントで「K-1 WGP 2017」(4月22日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)での、復帰戦KOを誓った。

 武尊は昨年11月3日の「K-1 WGP 2016」の初代同級王座決定トーナメントで優勝、K-1史上初の2階級制覇を果たしたが、準決勝のユン・チー(21=中国)との激しい打撃戦で右拳を痛め、全治2カ月と診断されていた。

 今回の対戦相手は後日発表されるが、「ケガをしなかったら、毎日でも試合がしたかった」武尊はいつもように強豪を歓迎。「骨折した右は打てなかったが、他全部を使ってトレーニングしてきた。今年こそ全試合KO勝ちを有言実行する。K-1の世界最高・最強を僕が証明していく」と勇ましかった。