ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級9位で4月9日に世界初挑戦が決まった久保隼(26=真正)が11日、神戸市内で児童養護施設の小中高生約200人を前に講演した。

 東洋大時代に1度やめながら「自分にはボクシングしかない」と再開し、努力してきた久保は「自分が下した決断は信念を持ってやらないと」と力説。エディオンアリーナ大阪での世界戦で「久保シート」を設け、施設の子供200人を招待する。「あの子らのためにも頑張ります」と気力を高めた。