UFCのフライ級で活躍し、RIZIN参戦が決まった堀口恭司(26)が22日、練習の拠点とする米国から帰国し、羽田空港で会見した。

 堀口はUFCで最も世界王者に近い日本人として高評価を受けていたが、UFCを離れ4月16日のRIZIN横浜アリーナ大会から参戦することになった。この日、対戦相手が元谷友貴(27)に決定した。

 堀口はRIZIN移籍の理由を「UFCではなかなか試合を組んでもらえなかった。1番大事な時期に試合ができないのはもったいないと思った」と説明した。15年にUFC王座に挑戦したが、ジョンソンに敗戦。昨年はいずれも判定勝ちの2試合だけに終わっていた。「RIZINでは最低年3試合はやりたい」と続けた。今後も練習は米国トップチームで行い、RIZINの大会に合わせて帰国するという。「RIZINのフライ級を盛り上げたい」と抱負を語った。

 RIZINでは、フライ級のトーナメントやGP開催も計画しており、堀口の参戦は、その目玉と期待されている。