ボクシングのWBO世界バンタム級6位大森将平(24=ウォズ)が22日、京都市内の同ジムで世界初挑戦を発表した。

 4月23日にエディオンアリーナ大阪で同級王者マーロン・タパレス(24=フィリピン)と対戦する。昨年大みそかに組まれたIBF同級王者ハスキンス(英国)との世界戦が相手の負傷で消滅していた。19戦18勝(13KO)1敗の大森は15年12月に初黒星、初ダウンを喫したタパレスとの再戦に「特別な感情。成長した姿で勝つ」。27日からの沖縄合宿では酔い止めなしで海釣りに向かい、船上練習で三半規管を鍛える。帰京後は1人対2人のスパーリングもこなし、綿密な準備を進める。