「K-1 WGP 2017」(25日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の、初代ライト級王座決定トーナメントで優勝、中国人初のK-1世界王者となったウェイ・ルイ(25)が26日、都内で会見し、ベルト保持を誓った。

 ルイは決勝で平本蓮(18)と対戦。試合をわずかながらも優位にコントロールし、2-1での僅差で判定勝ちした。この日、右まぶたを腫らして会見に現れたルイは「1ラウンドにジャブでやられた。若いがテクニックもパワーもある。3ラウンドに打ち合って、どうにか勝てた」と平本との激闘を振り返った。

 そして、今後については「K-1のベルトに誇りを持ち、世界に実力を示したい。早い時期に日本で防衛戦をやりたい」と“ルイ王朝”時代を築くことを、目標に掲げていた。